✔︎主な出演キャストについて
✔︎見どころや魅力がわかる
✔︎挿入歌・ロケ地ついて
✔︎おすすめしたい理由
✔︎一個人としての視聴感想や考察
昨年の2021年7月29日にNetflixで世界配信された『悩める失恋の処方箋(Resort to Love)』。
有名リゾート地モーリシャス島を舞台に繰り広げられるラブコメディーで、歌姫アリシア・キーズが作品のプロデューサーとして参加していることも話題となりました。
そこで、今回はこの作品のあらすじや登場キャスト、ロケ地や見どころなど”気になる”をすべてまとめてみました!
ネタバレ部分も含むので、用途に合わせてご覧くださいませ♪
それではいきましょう!
ストーリーの始まり(あらすじ)
恋も歌の仕事もあと一歩届かず、落ち込んでしまう主人公のエリカ。
しかし、そんな彼女を救いたい一心でマネージャーのアンバーはモーリシャス島のホテルで歌う仕事を取ってくる。
「気分転換もできるなら」としぶしぶ承諾して島に訪れたら、まさかの別の女性との結婚式を挙げる予定の元婚約者ジェイソンと再会してしまい、
挙式での歌も担当することになってしまうのです。
エリカは一体どうなる…..!?
あの登場人物(キャスト)はだれ?
エリカ・ウィルソン役(クリスティーナ・ミリアン/Christina Milian)
歌手としての夢も僅かに届かず、婚約も破棄されてしまい、悲しい日々が続いている主人公のエリカ。
気分転換を求めて訪れたモーリシャスで彼女のストーリーが新たに始まっていく。
・恋するトゥー・ウィークス
・恋の予感?! ~ホテルリノベ奮闘記~
・Bring It On: Fight to the Finish
・Be Cool/ビー・クール
・ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト
ジェイソン・キング役(ジェイ・ファロー/Jay Pharoah)
エリカの元婚約者で、新たな婚約者ビバリーと結婚式を挙げるためモーリシャスに訪れる。
どうしてその選択をしたのかが、後に明かされることとなる。
・SING/シング
・White Famous
・サタデー・ナイト・ライブ
・2分の名声
・Nickelodeon’s Unfiltered
ケイレブ・キング役(シンカ・ウォールズ/Sinqua Walls)
元特殊部隊でジェイソンの兄ケイレブ。
弟の結婚式のため、モーリシャスに訪れ、溺れているエリカを助けてから彼女に惹かれていく。
・American Soul
・アザーフッド 私の人生
・シャーク・ナイト
・POWER/パワー
・Believe Me
ビバリー・ストラットフォード役(クリスティアニ・ピッツ/Christiani Pitts)
議員としての顔も持つジェイソンの婚約者。
とっても優しい性格でいつも笑顔で明るい。
・ビッグママ・ハウス3
・Queen of New York: Backstage at King Kong with Christiani Pitts
・Broadway Read Alongs
アンバー役(ティンバリー・ヒル/Tymberlee Hill)
エリカのマネージャーを務める。
燻っているエリカのことを気にかけ、モーリシャスでの仕事を提案したりと、大事にしている。
・The Hotwives
・The Hotwives of Las Vegas
・Hotwives of Orlando
・Perfect Harmony
・Search Party
バーリントン役(T・J・パワー/TJ Power)
モーリシャスのホテルで働きながら、ギターのバンドメンバーも務める。
バーリントンが、ジェイソン一味とエリカとの間のクッション役になることも多く、陰ながら活躍する場面も。
・Your Call Is Important to Us
・ザ・リトル・デス
・アザーライフ ~永遠の一瞬~
・Wasted on the Young
・The Bus to Birra Birra
ナオミ・キング役(ジェリル・プレスコット/Jeryl Prescott)
ジェイソンとケイレブのお母さん。
息子たちへの愛がかなり強い。
・Unlucky Charms
・Stand Down Soldier
・Dead Women Walking
・Her Only Choice
・ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-
『悩める失恋の処方箋』の見どころって? ※ここから少しネタバレあり
マネージャー”アンバー”からのモーリシャス行きの提案
うまくいかない日々を過ごし、落ち込んでいくエリカをなんとかしたいマネージャーのアンバーは、サファイア・リゾートと呼ばれるモーリシャスのホテルで歌う仕事を提案します。
最初は拒んでいましたが、リゾート地という事もあり、渋々承諾することに。
そして、一番忘れたかった結婚式で歌を歌うというまさかの仕事内容で、ダブルパンチを喰らってしまうエリカだったのです。
そんな不安定な状態の中、自分が望んでない内容の仕事をしながら知らないリゾート地で過ごしていけるのでしょうか…..。

モーリシャス島は、この作品で初めて知ったのですが、本当に綺麗で旅行で訪れてみたと思えた場所でした!
当ブログでは、もう少し先で撮影場所(ロケ地)についてもまとめていますので、よかったらスクロールしてご覧くださいませ♪
ジェイソンの兄”ケイレブ”との出会い
ある時、リゾート地のビーチで満喫していたら、溺れている男性に遭遇し、助けようとするものの自分まで溺れそうになってしまいます。
そんな時に、ムキムキでセクシーな”ナゾの男性”に助けてもらうのです。
その”ナゾの男性”はというと、なんと元カレだったジェイソンのお兄さんだったのです!!
しかも、弟の結婚式でモーリシャスまでやってきたというのです。
この出会いをきっかけに、エリカはジェイソン一味に振り回されていく…..。

私は普段からあらすじを全く観ることなく、作品のサムネイル画像とタイトルのみで選んでいます。
なので、このシーンを見た時は思わず「えーーー!」と声に出してしまいましたね。笑
ジェイソンの一味とハイキングへ
ジェイソンからお互いに他人のフリをすることを頼まれ、それに同意していたエリカでしたが、
まさかのジェイソンの現婚約者ビバリーに好かれてしまい、モーリシャス島のハイキングに誘いにのり、一緒に行くことに。
昔から高所恐怖症のジェイソンは強がって大きな吊り橋を渡ろうと試みますが、トラウマを克服することができておらず、エリカが助けます。
その後、なんとかエリカの助けで吊り橋を渡り切ったジェイソンは、”エリカへの気持ちがまだあるかも”という一面も見せるのです。

あのシーンを見ていて、吊り橋効果も少なからず意識していたのではないかと思いました。
やはり検証済みの事例なのでしょうか。笑
吊り橋効果とは、恐怖や不安を一緒に体験した人に恋愛感情を持ちやすくなる心理効果のこと。
1947年、カナダの心理学者ダットンとアロンが行った「生理・認知説の吊り橋実験」によって実証されました。
https://www.weddingpark.net/magazine/846/
2人の関係性がバレる
結婚式当日にマリッジブルー気味で不安定なビバリーは、ジェイソンママから2人が婚約していたことを告げられ、ニューヨークに帰ろうとするのです。
そんな状況を知らないエリカは姉想いのジャネルにとんでもない勢いで追いかけ回され、なんとかバーリントンが運転する車に乗り込みピンチを凌いだと思ったら、
怒りと悲しみに包まれたビバリー、又聞きで状況は知っていたバーリントン、エリカのカオスな空間に…..。

最後まで安心できないのが『悩める失恋の処方箋』。
一体、結婚式当日にどうなってしまうのか。無事式は挙げれるのか。目が離せません…..!
マリッジブルーとは、結婚前や結婚後に気分が落ち込んだり、不安に襲われる症状のこと。
結婚に対する行動をとった際や、結婚について考えた際に、何かしらの症状が起こることをマリッジブルーと呼びます。
マリッジブルーは男性、女性ともに起きる可能性がありますが、女性のほうが苗字が変わったり仕事の環境が変わったりと変化が大きいことが多いため、なりやすい傾向にあります。
https://www.mwed.jp/articles/11884/
エリカが歌ってたあの曲や挿入歌って?
エリカはプロの歌手デビューを目指している設定ということもあり、歌唱シーンでなんの曲を歌っていたのか気になりませんでしたか?
シーンごとに全て紹介していきますね♪
No One / Alicia keys(アリシア・キーズ)
元カレのジェイソンの誕生日をお祝いし、婚約をした日に歌っていました。
また、モーリシャス島で式を挙げたジェイソンとビバリーのためにも歌っていました。

この曲で始まり、この曲で終わり、初めは愛する人のために歌っていたけれど、最後は愛していた人向けて歌っていて、なんだか切ない感じもしながら、エリカのこれからを応援したくなるような感覚でした…..。
(I’ve Had) The Time of My Life / Dirty Dancing(ダーティダンシング)
モーリシャス島にきて一発目の仕事で歌っていました。
しかし、まだ恋のキズが癒えていないエリカは、バラードな曲調や結婚式というシチュエーションに感情移入してしまい号泣してしまいます。
そしてホテルコンシェルジュのクレアにチクチクと注意を受けていました。笑
I Will Survive / Gloria Gaynor(グロリア・ゲイナー)
1回目の失敗を踏まえて、今度は力強いポップな曲に振り切り、見事に歌い切っていました。

グロシア・ゲイナーのこの曲は1978年にリリースされたのですが、その当時の彼女の髪型や衣装まで寄せていて、思わず笑ってしまいました。笑
Find Someone Like You/Snoh Aalegra(スノー・アレグラ)
ジェイソンが巨大な吊り橋で助けてもらったことをきっかけに、過去の自分の選択を後悔し始めるというシーンで、エリカがお客さんの前で歌っていた曲でした。
曲のタイトルを直訳すると”あなたのような誰かを探す”となるので、この後のシーンの2人の会話からも、お互いに忘れられない気持ちが残っているのではないかと思いました。
Super Bass/Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)
結婚前夜パーティーで元気よくビバリーが歌っていました。

ニッキー・ミナージュのSuper Bassは、大好きな彼にぞっこんしている気持ちが描かれた歌なので、明日結婚式を挙げるビバリーのテンションを表していました!
Like I’m Gonna Lose You/Meghan Trainor(メーガン・トレイナー)
こちらも結婚前夜パーティー中に披露していました。
バラード調のしっとりとした歌い方で、その場にいた人すべてを魅了していました。
この時もジェイソンについて、自分はどの選択を選ぶべきかを葛藤しながら、自分自身と向き合っていたのではないでしょうか。
以上がエリカが劇中に披露していた曲たちでした。
また、個人的には、ジェイソンとビバリーの結婚式で当初歌う予定だったリアーナのDiamondも聞いてみたかったです…..。
あの綺麗なロケ地(撮影場所)はどこ?
『悩める失恋の処方箋』の舞台となったモーリシャス島(Island of Mauritius)について「どこにある?」や「この島のどこで撮影されてたの?」など、気になった方も多いのではないでしょうか。
結論として、今回のロケ地はすべてモーリシャス島を中心に撮影されていました。
そこで、この島についてや登場したシーンの詳しい撮影場所を順番に紹介していきます♪
モーリシャス島(Island of Mauritius)
南半球インド洋にある天国に一番近い島「モーリシャス島」は、アフリカ大陸の東にあるマダガスカルからさらに東へ約900kmに位置しており、島の大きさは2,040平方キロメートルと東京都とほぼ同じ大きさである。
https://tabicoffret.com/article/74771/index.html
日本からこのモーリシャス島までは、およそ飛行機にて、ドバイを経由し、約17時間ほどで訪れることができます。
思ったより遠くなく、日本人でも訪れやすいハードルの高さかなと思われます。
コンスタンス プリンス モーリス(Constance Prince Maurice)
エリカのモーリシャス島での職場がこのコンスタンス プリンス モーリスでした。
5つ星の実在するホテルで、日本円で一泊およそ6万円程度で宿泊することが可能です。
島ならではの開放感と広大な土地で、スイートルームやヴィラなど最高の癒やしをもたらしてくれます。
また、劇中にも出てきたプライベートビーチやジェイソンとビバリーが行った結婚式などは、サービスとして実在し、同じ目的で訪れる観光客も数多くいます。
ポート・ルイス(Port Louis)
映画の冒頭部分では、ニューヨークを拠点に生活していると描かれていましたが、実は、そのシーンは全てモーリシャス島のポート・ルイスで撮影されていたようです。
モーリシャスの首都であるポートルイスは港として開拓された街。
https://stworld.jp/feature/MU/about/

本当にニューヨークで撮影されていたと思っていた方はびっくりしたのではないでしょうか。笑
ラヴァレデクールール自然公園(Vallée des Couleurs Nature Park)
『悩める失恋の処方箋』の中でも、吊り橋のシーンが印象的な人も多いかと思いますが、その吊り橋があったのは、ラヴァレデクールール自然公園でした。
モーリシャス島の北側に位置し、この公園には吊り橋渡りの他にバギーやジップラインなどの自然の遊びを体験できたり、カメやウサギ、鹿などの動物と触れ合うこともできます。
Netflix以外で視聴する方法は?
2021年7月29日にNetflixで公開された『悩める失恋の処方箋』は、2022年2月時点でHuluやAmazonプライム、U-NEXTなどの大手動画配信サービス(VOD)では公開されておらず、完全にNetflixのみとなっております。
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
月額料金 | 990円 | 1490円 | 1980円 |
『悩める失恋の処方箋』の楽しめたポイント(視聴感想)
有名曲もいくつか登場
この作品に限らず、映画を見ていて知っている曲が出てくると、一気ストーリーに興味を持てたり、観終わってから印象深くなったりしますよね。
アリシア・キーズやニッキー・ミナージュは、昔からよく聞いていて「懐かしい!」と思えたり、「やっぱ名曲だな」と思えたりと、改めて良さを感じることができました!
程よいコメディ要素
とにかく程よいところにコメディを挟んでくれていたので、「シリアスすぎて飽きる!」みたいなのが一切なかったです。
ジェイソンの豊かな表情や発言だったり、この後にも紹介するジェイソンのお母さんやバーリントンのキャラクターだったり、がクスッと笑わせてくれます。
後半に関しては、慣れてくることもあり、いつそのシーンがくるのかとニヤニヤしながら見てしまうこと間違いなしです。笑
ジェイソンママのクセの強さ
ジェイソンママは少しだけの登場でしたが、それが絶妙でいい塩梅だったと思いました。
突然歌い始めて主役なかせな行動をしてしまったり、息子たちへの愛情が強すぎてブラックジョークな発言をしてしまったりと、今作の中で一番好きかもしれないです。笑
ジェイソンの陽気な感じでしたが、兄のケイレブは弾ける時は弾けるけど基本クールで冷静な性格だったので、「ジェイソンは母親譲りの性格で、兄は父親の性格に似たのかな」なんて思ったりもしました。
ちなみにジェイソンママがディナーショーで歌っていたのは、ゲイリー・モリスのWind Beneath My Wingsという曲でした。
揺れ動くエリカの心
エリカは過去に婚約を破棄したジェイソンか、溺れていた時に助けてくれたり、優しさ一杯の兄ケイレブを選ぶのかどんな結末になるのか、目が離せなかったです。
結果としては、ケイレブと結ばれ、エリカの新しい人生がスタートしていきましたが、もし自分がその立場だったらと考えると、「結構究極かも」と思ってしまうかもしれないです。
ジェイソンのしたことはすごく最低なことだけど、長年見てきたいろんな姿や性格を知っていて、エリカに対して抱いていた感情を聞けたからこそ、ジェイソンにとって自分の必要性を感じ、どこかで忘れられない自分がいるとなってしまう気がします。
なので、ストーリーのテンポも良くて十分に楽しめるけど、いつものラブコメとは少し違う後味の悪さもあり、逆に新鮮で楽しめる要素かもしれません。
この記事のまとめ(最後に)
✔︎クリスティーナ・ミリアンの美しい歌声が聞ける
✔︎テンポの良く退屈しないラブコメ映画
✔︎モーリシャス島の美しさ
✔︎アリシア・キーズ参戦
✔︎視聴方法はNetflixだけ!
いかがだったでしょうか。
南国のリゾート地ということもあり、これからの夏にピッタリな映画になること間違いなし!
ぜひ、どこかのタイミングで視聴してみてくださいね♪
以上、シナでした。