✔︎ 主な登場人物(キャスト)について解明
✔︎ シーズン1のあらすじや見所について解明
✔︎ 作品に関する批評まとめや感想のご紹介
今回は、検索をかけた際に、何かとネガティブなキーワードが気になってしまうNetflixのオリジナルドラマ『エミリー、パリへ行く』を徹底解明していきます。
2022年1月現在では、シーズン2が公開されたことで、Netflixの”総合TOP10”や”人気急上昇の作品”などにノミネートされており、どんな感じなんだろうと気になっている方も多いはず。
そこで、これからこの作品をはじめて視聴する方に対して、より楽しめる時間にできるようにドラマのあらすじや見所をご紹介していきます。(一部多少のネタバレ要素を含んでいる箇所があるためご注意ください)
物語の始まり(あらすじ)
舞台は、アート・グルメ・ファッションに精通したヨーロッパの主要都市フランス・パリ。
アメリカ・シカゴのPR会社に勤め、仕事も恋も充実した日々を送る主人公のエミリー・クーパー。
しかし、フランス・パリにあるラグジュアリーブランド専門店のPR会社「サヴォワール」への転勤が決まっていた上司が妊娠してしまったことをきっかけに、まさかのエミリーが選ばれてしまい、代わりにパリ移住することになってしまいます。
シカゴには素敵な彼氏がいて、フランス語も全く話せないエミリーは、パリへ行くことにさまざまな葛藤と不安でいっぱい。
そんなエミリーでしたが、「この街は、愛と美と情熱が満ち溢れているのよ!」と気持ちを新たに、憧れの街”パリ”で恋・友情・仕事をスタートさせていきますが…。
主な登場人物(キャスト)
エミリー・クーパー役(リリー・コリンズ/Lily Collins)
この作品の主人公。
笑顔いっぱいの明るいエミリーだが、後先を考えない性格のため、仕事や人間関係でトラブルを起こしてしまうこともしばしば。
マーケターでありながら、インフルエンサーでもあるエミリーのファッションセンスにも注目必須だ。
・白雪姫と鏡の女王(2012)
・あと1センチの恋(2014)
・ハッピーエンドが欠けるまで(2015)
・トールキン 旅のはじまり(2019)
・テッド・ハンディ(2019)
ガブリエル役(リュカ・ブラヴォー/Lucas Bravo)
エミリーと同じパリのアパートに住むご近所さんのガブリエル。
クールで落ち着いた性格を持つ彼は、シェフをしており自分のお店を持つために修行中。
隣人エミリーとの関係性の変化も見どころだ。
・スマート・アス(2014)
・On voulait TOUT CASSER(2015)
・L’Equipe de Jeremy Minui(2015)
・T.O.C(2015)
・One of a kind de Ronan de Suin et Adam Awaby(2016)
シルヴィー役(フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー/Philippine Leroy=Beaulie)
エミリーの赴任先であるパリのラグジュアリーブランド専門のPR会社「サヴォワール」の上司。
ザ・パリジェンヌで大人な女性の魅力を持ち、また、はっきりとした性格でフレンチ全開のシルヴィー。
エミリーとの会話シーンに注目。
・宮廷料理人ヴァテール(2000)
・トゥー・ブラザーズ(2004)
・エタニティ 永遠の花たちへ(2016)
・ローラとふたりの兄(2018)
カミーユ役(カミーユ・ラザ/Camille Razat)
エミリーの友人であり、ガブリエルの彼女でもあるカミーユ。
気が利き、とても優しく明るい性格を持ちながら、ハスキーボイスというギャップも。
また、彼女のファッションスタイルにも目が離せない。
・The Disappearance(2015)
・(Girl)Friend(2017)
・スパイク・ガールズ(2018)
・ダーティ・ガイズ(2018)
ミンディー・チェン役(アシュリー・パーク/Ashley Park)
エミリーの友人であり、フランス生活のコツやアドバイスをしてくれるミンディー。
とても優しく世話焼きな一面を持つ彼女とエミリーとの会話も楽しめる要素の一つだ。
・ミュージカル舞台 ミス・サイゴン(2009)
・ミュージカル舞台 マンマ・ミーア(2014)
・Nightcap(2017)
・メリー・アン・シングルトンの物語(2019)
ジュリアン役(サミュエル・アーノルド/Samuel Arnold)
エミリーのPR会社「サヴォワール」の同僚の一人。
フランス語がわからないエミリーに対して、少し意地悪をする反面、こっそりサポートしてくれるクールな一面の持つジュリアン。
エミリーとの会話シーンも見どころだ。
・Life after killing(2016)
リュック役(ブリュノ・グエリ/Bruno Gouery)
エミリーのPR会社「サヴォワール」の同僚の一人。
不思議な発言をしたり、とにかく謎が多いリュック。
・Doc Martin(2011-15)
・Des lendemains qui chantent(2013)
・Marie-Francine(2017)
・Alphonse President(2017)
・誰かの幸せ(2019)
アントワーヌ・ランベール役(ウィリアム・アバディ/William Abadie)
エミリーのクライアントの一人。
大人の余裕を見せつけ色気全開のアントワーヌだが、シルヴィーとの不倫相手という顔も持つ。
・アグリー・ペティ(2006)
・ゴシップガール(2007,09)
・ホームランド(2013)
・メンタリスト(2014)
・アーニャは、きっと来る(2020)
『エミリー、パリへ行く』の見どころってどこ? ※ここから少しネタバレあり
ミレニアム世代女子のエミリー
本場フランスのパンの美味しさやアパートからの眺めに感動したことをキッカケに、インスタグラムを頻繁に更新していきながら、フォロワーもどんどん増やしていき、インフルエンサーとしても成長していきます。
毎回のエピソードで、”今回はどんなことを投稿するのだろう”とエミリーの見たもの・感じたもの・センスを見られるのも楽しみの一つになること間違いなし。
また、パリへ移住してきたばかりの頃は、仕事やなれない環境に苦戦していたエミリーでしたが、楽しみの一つとして続けていたインスタグラムの更新がマーケターとしての大きな仕事につながるシーンもあります。
どんな人にとっても身近なものとなったSNS。だからこそリアルさが描写されているがために、共感してしまい、応援したくなるのかもしれないですね。
ミレニアル世代は、1980年から1995年の間に生まれた世代と定義されています。2020年に25歳から40歳を迎える世代です。
https://www.salesforce.com/jp/blog/2019/12/how-millennials-and-gen-z-are-different.html
この世代がこうして括られるのは、その成長がデジタルの台頭とともにあったためです。インターネット環境の整備が飛躍的に進んだ時代に育ち、情報リテラシーに優れ、インターネットでの情報検索やSNSを利用したコミュニケーションを使いこなします。そんな、ITに高い親和性を持った世代です。
エミリーの心は誰の元へ
エミリーはパリに来てから、様々な魅力的を持つフランス人男性と出会っていきます。
エミリーのクライアントであるメゾン・ラヴォー社のオーナーのアントワーヌやオートクチュールの大御所デザイナーであるピエール・カドーの甥であるマチュー。
カミーユの実家に訪れた際に、いい感じの仲になってしまうカミーユの弟。
パリに来てからずっと気になっているアパートの隣人でカミーユの彼氏でもあるガブリエル。
そんなエミリーは、常に究極の恋の選択を迫られてしまいます。
特にパリで助けてもらい友達となったカミーユとの友情をとるのか、カミーユの彼氏だと知ってもどこか諦めきれないガブリエルとの恋を選ぶのか、最後まで目が離せません。
愛と美と情熱が満ち溢れているフランス・パリの街並み
なんといっても、今回のロケ地であるフランス・パリの街並みは、日本人が憧れてしまうこと間違いなし。
誰しもが聞いたことがあるルーブル美術館やリュクサンブール公園、エッフェル塔、アレクサンドル三世橋などなど有名な観光地がロケ地として登場します。
そして、いくつかの大学が集まる学生の街として知られるパリ5区にエミリーはアパートを借りています。
このパリ5区には、美味しさに感動したパン屋さんやミンディーとティータイムを楽しんだカフェ、ガブリエルが勤めるレストランと、エミリーの生活エリアが詰まっています。
また、カルチエ・ラタンと呼ばれており、古き良きフランス文化が今も生き続け、ヴィンテージの良さも存分に表現されています。
パリを訪れる際には、是非とも必ず観光しておきたいエリアですよね♪
5区はパリ市のほぼ中央に位置する行政区。ソルボンヌ大学をはじめ学校が集中している活気のある学生街です。大型書店や古本屋、古着、リーズナブルなレストランやカフェなどが揃っています。
https://www.travelbook.co.jp/topic/54499
時間がない人に特におすすめのドラマ!
『エミリー、パリへ行く』では、一話の放送時間がだいたい平均30分とされています。
そして、1シーズンが8話で完結してしまうため、本当に一瞬で見終わることができてしまいます。
ストーリーとしても、登場人物が新たに加わったり、ロケ地が変わったりと展開が早くなっており、集中しやすく見飽きないため、時間がないサラリーマンや学生、気にはなっているけどあと一歩が踏み出せない方に本当におすすめの作品です!
Netflix以外で観れるのは?
『エミリー、パリへ行く』は、Netflixのオリジナル作品として限定配信されています。
Netflixの料金プランは以下の三つが用意されています。
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
月額料金 | 990円 | 1490円 | 1980円 |
つまらないって本当なの?
『エミリー、パリへ行く』と検索すると、このようにスペースを空けてネガティブなワードがいくつか見受けられます。
これだけみるとどうしても視聴するのはためらってしまいがちですよね。笑
ただ、実際にネガティブワードがタイトルにされた記事をいくつかみてみると、結局、「面白い」や「見るべき」とまとめられているものばかりです。
また、私的個人の見解だと、皆さん気にしすぎなのでは?と思います。
確かに、うまくいきすぎな場面やほんとにそれってあるの?と考えてしまう部分はあるものの、ドラマとしては仕方ないことだし、もう少し楽しむピュアな心を持っても良いのではないでしょうか。笑
いろんな意見があるからこそ、とりあえず一話みてみませんか?
視聴し終えた感想
『エミリー、パリへ行く』は、ミレニアム世代のエミリーと共感できる部分が多く、かなり楽しめる作品に間違いないと思います。
嬉しいとき、楽しいとき、悲しいとき、イライラしたときにSNSで、文字として、画像として、残したくなる時がありますよね。
はたまた、いつもよりちょっと背伸びした場所に出かけ、おしゃれでファッショナブルな服装で、それに合わせてガラッとメイクを変えてみたり。
こういったエミリーの私生活の在り方が、全部が全部までではないものの、この世代の男女に重なる場面があると思います。
そして、恋愛や仕事、ファッションなどのあらゆる面でのモチベーションに良い影響を与えてくれて、たくさん失敗するかもしれないけど、若いうちに色んなことを経験してこうよ的な気持ちになれます。
この記事のまとめ
✔︎エミリーはポジティブなミレニアム世代の今どき女子
✔︎各話約30分の8話完結だからこそ、時間がない人にオススメ
✔︎『エミリー、パリへ行く』を見られるのはNetflixだけ
『エミリー、パリへ行く』のシーズン2は、2021年12月に公開済みです。
この際にNetflixで一気に観ちゃってくださいね♪